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2022年クリーンハイクアピール

全国の山からゴミをなくすため

第49回全国一斉の清掃登山・クリーンハイクを成功させよう


                               日本勤労者山岳連盟 ・ 京都府勤労者山岳連盟


季節に咲く様々な草花を愛でるのは登山者の大いなる歓びでもあります。日本勤労者山岳連盟は、ゴミのない豊かな山岳自然の景観を守る持続可能な活動を1974年から続けてきました。

 全国の地方連盟・会・クラブに、清掃登山・クリーンハイクを呼びかけ、毎年5月下旬〜6月第1日曜日、過去には東北、北海道は7月第1日曜日を全国一斉の清掃登山・クリーンハイクの日として取り組んでいます。今年で49回目を迎えます。昨年は一昨年に続きコロナ禍ではありましたが24地方連盟107の会1439名が

参加し実施されました。ゴミの量は、全体で910.4kgを回収しました。登山コースでのゴミは少なくなっており、殆どないという報告もあり、登山者のモラルが向上していることの表れです。しかし、登山口の近くや駐車場にはゴミが散乱しているところもあります。また、産業廃棄物と思われるゴミも確認され、それぞれの地方自治体に連絡して回収するように呼びかけています。クリーンハイクは、登山者が誰でもどこでも、コロナ禍でも取り組むことのできる自然保護運動の第一歩です。清掃登山・クリーンハイクの行動は、単にゴミを拾うというだけでなく、山を汚さず傷つけないという登山者のモラルを高める呼びかけでもあります。広範な登山者に向けて、山の自然の大切さをアピールする行動として参加を呼びかけるものです。

 風力発電やメガソーラー計画が、今後森林や地元への自然・環境への影響が懸念される等全国で自然破壊への対応も喫緊の課題となっています。また、各地方連盟での海洋プラスチックゴミ回収に携わる活動とも併せ、自然環境を保護する立場から全国一斉の清掃登山・クリーンハイクに向けて準備し、実りあるものにしていきましょう。


                                              記


1_ ゴミは山に捨てないようにし、持ち帰りましょう。

2.  登山者・ハイカーだけでなく、一般旅行者、外国の登山者にも声をかけ、 ゴミの持ち帰りを呼びかけましょう。

3.トイレ問題も大切で、携帯トイレを必ず携帯し、利用することで自然への負荷を減少させましょう。

4_  すべての登山者・ハイカーが、山と緑の番人としての自覚を持ち、 山歩きを楽しみましょう。                                      

5. 山岳自然環境破壊にも関心を持ち情報を報告、共有していきましょう。

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